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日系ITパートナーズ ブログ集

ITの導入で米国ビジネスの最大化を目指す。

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北米進出とマキラドーラ活用

北米進出とマキラドーラのメリットとは

近年、日本の製造業が北米市場に進出する動きが活発化しています。その中でも、メキシコに設置される「マキラドーラ(Maquiladora)」は、生産コスト削減や関税面の優遇など、戦略的メリットが大きい制度として注目されています。マキラドーラとは、メキシコ国内に工場を設置し、原材料を輸入して組立や加工を行い、その完成品を輸出する企業向けの特別経済制度です。

税制上の優遇として、輸出品にかかる関税や法人税の軽減措置があり、アメリカ市場向けの製造コストを大幅に抑えることが可能です。また、労働コストが日本より低い点も、北米進出を検討する企業にとって大きなメリットとなります。


過去10年間のマキラドーラ活用企業の動向

過去10年間、マキラドーラを活用した日系企業の数は着実に増加しています。自動車部品や電子機器、消費財の分野で特に多く、2010年から2020年までの統計では、日系製造業の北米拠点の約30%がメキシコに工場を設置していると報告されています。これは、メキシコのFTA(自由貿易協定)やNAFTA(現USMCA)を活かして、北米全域への製品供給を効率化できることが背景にあります。

一方で、メキシコ単独での進出では米国市場へのアクセスや法務面での課題も残ります。そこで、マキラドーラを活用しつつ、アメリカ現地法人を設立することで、輸出入の効率化や現地販売、法規制への対応が容易になります。


マキラドーラ活用の具体的な方法

マキラドーラを最大限に活用するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  1. 原材料の輸入管理:アメリカや日本から原材料を輸入し、メキシコで加工後に再輸出することで関税優遇を享受。

  2. 現地人材の活用:メキシコの労働力を適切に活用することで、人件費を大幅に削減可能。

  3. アメリカ法人との連携:完成品の販売やサポートをアメリカ法人で管理することで、北米全体への流通が円滑に。

これにより、単純な海外進出では得られないコスト削減効果や市場展開のスピードアップが期待できます。


メリットとデメリットのバランス

マキラドーラ活用による最大のメリットは、生産コスト削減と関税優遇ですが、一方で以下のようなデメリットも考慮する必要があります。

  • 輸送コストや物流の複雑化

  • メキシコの労働・法規制対応

  • 米国市場への現地法人設立の必要性

これらを総合的に判断し、現地パートナーと連携することが成功の鍵となります。


北米進出を成功させるには

マキラドーラは製造業の北米戦略において非常に有効ですが、単独ではなくアメリカ法人と併用することで、より戦略的に活用できます。具体的な手続きや税制の詳細、現地法人設立のポイントについては、企業ごとに最適なプランが異なります。

北米進出やマキラドーラ活用を検討される際は、実務に精通した専門家への相談が不可欠です。Nikkei IT Partnersでは、日本企業の北米進出をワンストップで支援し、メキシコとアメリカ双方の戦略的設立をサポートしています。まずはお気軽にお問い合わせください。